犬のライフステージはご存じでしょうか?
一般的に7~10歳頃から中高齢期、
10~12歳頃から高齢期といわれています。
白髪がでてきたり、目が白く濁ってくるなど体の変化や
寝てる時間が増えるなどの行動の変化も出てくるお年頃です。
加齢で寝ることが増えたり、足腰が弱ってくることは正常な反応ですが、
だからといってお散歩を減らしたり、寝かせたままにしてると、
だんだん筋力がが衰え老化を早めてしまうことがあります。
また、もうシニアだからと刺激の少ない穏やかな生活をしていると、認知機能の低下も早めてしまうかもしれません。
シニア犬達には適度な運動と適度な刺激、日々の楽しみが元気にシニアライフを過ごすうえでとっても大切です。
ただ、
ここで注意しないといけないのが、体調が悪かったり、痛みがある事が原因でじっとしるのかもしれないので、
ご家庭での観察や病院での定期検診ががとても大切になってきます。
体調や運動機能を考慮し、無理をさせないように注意してあげてくださいね。
いつごろどのように変化が現れるかはその子それぞれ!ご家族の日頃のチェックが大変重要です。元気に穏やかなシニアライフを過ごしてもらえるようシニア期を迎えるにあたっての心得や日常生活で工夫できることがあります。詳しくはこちらの記事もご覧ください。チェックリストもありますので、愛犬が7歳を過ぎていたら、してみてくださいね!
当院のやえちゃんは今年14歳。日々の生活の中で『おばぁちゃんになってきたねぇ』と思うことが増えてきました。腰が曲がり、動きも鈍くなり、寝ている時間も増えてきています。
単調な生活になってしまいがちな病院での暮らしの中で元気にシニアライフをすごしてもらえるよう、日常にちょっとした工夫をしています。
これからやえちゃんの生活の工夫をご紹介していきたいと思いますので、よかったらのぞいてみてください(^^)
次回へ続く