やえちゃんのアンチエイジング~お散歩・認知症予防編~
~お散歩編(認知症予防)~
犬も認知症になること、ご存じでしたか?
認知症は刺激が少なく、単調な生活を過ごしているとなりやすいと言われていますので、程よい刺激を与えてあげることが大切です(^^♪
散歩で外に出る事はとても大切な刺激です。
小型犬で室内で運動は足りていたとしても、外に出る事が良い刺激になります。
散歩にはアンチエイジングのチャンスがいっぱいあります
例えば…やえちゃんの場合
①散歩コースを変える
やえちゃんの場合
日によって行くスタッフが違ったり、スタッフによって散歩コースも違うのでいい刺激になっているのではないかと思います。
平野公園に行く日、日置神社の日、穂谷川の堤防の日といった感じです(^^)
みなさんお散歩は毎日決まったコースですか?
いつも同じコースの方はたまにコースを変えてみたり、
同じコースでも逆向きに行ったりすることで変化になり刺激を与えることができます。
いつものお散歩と違うとどんなリアクションをするのか、ボディーランゲージや表情に注目して見てみてください(^-^)
少しドキドキしながらも楽しんでいる様子ならGood!!
ドキドキが大きく怖がっていたり不安な様子が強ければ、コースは変えない方がいいかも!!
(特に、怖がりさんやハイシニアさんはルーティンを大切に)
②散歩道の材質に変化を
アスファルト、雑草、落ち葉、砂、砂利道、水たまりなど足裏の感触の変化も刺激になるので、お散歩コースに取り入れています。
③たくさんクンクンする
お散歩にでて色んなニオイを嗅ぎ、刺激を受ける事も若さを保つ秘訣です。
他の犬のニオイ、他の動物のニオイ、おいしそうなニオイ、様々な植物のニオイ、風のニオイなど…
犬がニオイを嗅ぐことは人で言う毎日のニュースチェック、SNSチェックと同じようなことともいわれています。
ニオイを嗅ぐことは脳に直接的に刺激を与えると言われているので認知症予防になります(^^)
④他の人や犬との触れ合い
他のワンちゃんや人との交流もいい刺激になります。
少し一緒に歩いたり飼い主さん達の立ち話を足元で聞いてみたり(*^^)v
やえちゃんは怖がりさんなので誰とでもといううわけにはいきませんが、慣れた人やわんちゃんとは時には一緒にお散歩をしたりしています。
次回はお散歩・エクササイズ編(^^)
猫ちゃんのご家族へのお願い
4~5月は犬の予防シーズンの為、病院は大変混み合います。
待合室は犬だらけ…!!猫さん達は、ただでさえ苦手な病院で犬のニオイ、鳴き声など騒がしい環境の中、長時間待たないといけません…それはネコちゃんにとって、大きなストレスとなります(>_<)
待ち時間を少なくできるように順番予約や予約診療をご利用ください。
【順番予約】
当日の診察時間内のみ予約していただけます。
ご予約はインターネットのみとなります。
詳しくは、こちらから!!
【予約診療】
4~6月に限り、診察時間外でのご予約を承っております。
平日 12:30~
(日・祝 10:00~はワクチンのみ承っております)
ご予約は電話または来院時にお申し付けください。
平日の昼間という事で、時間が限られておりますが、ご都合を合わせていただけるようでしたら、是非、予約診療を利用ください。
また、ご来院の際は慣れた匂いのついたバスタオルをご持参ください。
キャリーの上からタオルをかけることで、慣れない環境、周りにわんちゃんがいても隠れている気分で過ごすことができ、少しストレスを軽減できます。
普段からキャリーに入る練習もしておくといいですね
コチラを参考に遊び感覚でチャレンジしてみてください(^-^)
また、待合室が混み合っている場合はお車でお待ちいただくこともあります。
猫さん達が少しでもストレス少なく過ごせるようにご協力おねがいいたします(^-^)
シニア犬のお話
犬のライフステージはご存じでしょうか?
一般的に7~10歳頃から中高齢期、
10~12歳頃から高齢期といわれています。
白髪がでてきたり、目が白く濁ってくるなど体の変化や
寝てる時間が増えるなどの行動の変化も出てくるお年頃です。
加齢で寝ることが増えたり、足腰が弱ってくることは正常な反応ですが、
だからといってお散歩を減らしたり、寝かせたままにしてると、
だんだん筋力がが衰え老化を早めてしまうことがあります。
また、もうシニアだからと刺激の少ない穏やかな生活をしていると、認知機能の低下も早めてしまうかもしれません。
シニア犬達には適度な運動と適度な刺激、日々の楽しみが元気にシニアライフを過ごすうえでとっても大切です。
ただ、
ここで注意しないといけないのが、体調が悪かったり、痛みがある事が原因でじっとしるのかもしれないので、
ご家庭での観察や病院での定期検診ががとても大切になってきます。
体調や運動機能を考慮し、無理をさせないように注意してあげてくださいね。
いつごろどのように変化が現れるかはその子それぞれ!ご家族の日頃のチェックが大変重要です。元気に穏やかなシニアライフを過ごしてもらえるようシニア期を迎えるにあたっての心得や日常生活で工夫できることがあります。詳しくはこちらの記事もご覧ください。チェックリストもありますので、愛犬が7歳を過ぎていたら、してみてくださいね!
当院のやえちゃんは今年14歳。日々の生活の中で『おばぁちゃんになってきたねぇ』と思うことが増えてきました。腰が曲がり、動きも鈍くなり、寝ている時間も増えてきています。
単調な生活になってしまいがちな病院での暮らしの中で元気にシニアライフをすごしてもらえるよう、日常にちょっとした工夫をしています。
これからやえちゃんの生活の工夫をご紹介していきたいと思いますので、よかったらのぞいてみてください(^^)
猫たちの通院ストレス軽減のために③
ストレスを感じやすい猫たちのストレス軽減のためにできること。
③クレートに慣れてもらう
①と②に比べて、時間と手間がかかりますが、一番大切な事なのでぜひ実行してみてください(^-^)
みなさんの猫さんは外出時クレートにすんなり入ってくれますか?
なかなか苦労されている方が多いように思います。
それはクレート=病院(嫌な事)というイメージがあるからですよね(>_<)
猫さんにとっては、健康維持の為、治療の為なんて理解できないので恐怖でしかないでよね…
でも病院に行かないといけないこともあるし、
病院以外では、特に災害時、緊急時にはすんなり入ってくれないと困ります。
そのためにはどうすればいいか
クレートに入っても、怖くない、むしろ安心できる場所だと猫さんが思ってくれたら自ら入ってくれるようになるかもしれません。
-
おおまかな方法としては
①クレートは常にお部屋に出しておく - (扉は外すか開けたまま)
②クレートの近くや中で遊んだり、おやつやごはんをあげる。 - などです。
詳しくは『猫 クレートトレーニング』で検索してみてくださいね!!
↓こちら、動画もありわかりやすいくオススメです。
そして、
これが大事!!
うまく進めるコツがあります!!
決して強制することなく、猫さんのペースにあわせてゆっくりゆ~っくり少しずつすすめてみてください。
猫さんたちは気まぐれだし臆病なので、思うように動いてくれない事の方が多いと思います。
飼い主さんが緊張したり、イライラしてしまうと猫さんはそれを察知し、警戒してしまいますので、
大きな心で見守る気持ちですこ~しずつ進めてみてくださいね。
トレーニングするぞっ!!と気合を入れすぎずに遊び感覚で、猫さんとのコミュニケーションタイムのひとつとして行ってみてください(^-^)
猫たちの通院ストレス軽減のために②
ストレスを感じやすい猫たちのストレス軽減のために来院時にできること。
②落ち着いて過ごすせるように
慣れた匂いのついたバスタオルをご持参ください。
猫がストレスにさらされている時、身を隠す場所が必要です!
自分は隠れているけどもこっそりのぞける環境が理想的
そこで移動時や待合室にいる間は、キャリーの上からタオルをかける、待合室ではキャリーは床ではなくベンチに置くことで慣れない環境、周りにわんちゃんがいても隠れている気分で過ごすことができ、少しストレスを軽減できます。
また、キャリーの中に普段使っている敷物などを入れてあげるとさらに良いと思います。
また、猫は知らない匂いや人に触れるのが苦手なので、慣れた匂いのついたタオルを診察台に敷いたり、診察時に獣医師や看護師がタオル越しに触れたりする事でストレスを軽減することもできます。
方法は、あらかじめ猫のよく寝る場所にタオルを置いたり、タオルの上で食事を与えるなどしてタオルに慣れた匂いをつけておきます。そして、その匂いのついたタオルを病院にお持ちいだくだけです。
猫さんたちのストレスを少しでも減らすため、ご協力お願いいたします(*^-^*)
猫たちの通院ストレス軽減のために①
『猫はストレスを感じやすい動物』といわれますが、みなさんの猫ちゃんたちはどうでしょうか?
完全に室内で生活をしている猫にとって外出はストレスになるかと思います。
さらに動物病院では犬の鳴き声やニオイなど様々な刺激がある中で順番を待ち、診察を受け、注射を打たれることも…
これは猫にとって大きなストレスになります。
でも、病院に行かないわけにはいきません。
そんな猫たちのストレスを軽減するためにできることがあります!!
①待ち時間を少なくする
予約診療や順番予約をご利用ください!!
【予約診療】
4~6月に限り、診察時間外でのご予約を承っております。
平日 12:30~
(日・祝 10:00~はワクチンのみ承っております)
ご予約は電話または来院時にお申し付けください。
平日の昼間という事で、時間が限られておりますが、ご都合を合わせていただけるようでしたら、是非、予約診療を利用ください。
【順番予約】
こちらは春に限らず一年中行なっております。
当日の診察時間内のみ予約していただけます。
ご予約はインターネットのみとなります。
詳しくは、こちらから!!
猫さん達が少しでもストレス少なく過ごせるようにご協力おねがいいたします(^-^)
愛玩動物看護師
今日は愛玩動物看護師について。
スタッフの名札の役職名が変わっているのご存じでしたか?
『スタッフ』→『愛玩動物看護師』に変わっています!!
ニュースでご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、
2022年5月1日に、愛玩動物看護師法が施行され、
これまで民間資格だったいわゆる動物看護師が「愛玩動物看護師」という国家資格になりました。
第一回目の国家試験が2023年2月に行われました。
2022年5月から指定講習会が始まり、
11月に予備試験
2月に国家試験
あんなに勉強したのは数十年前の受験以来…しかもその時とは、記憶力も体力も…で。
長い道のりでした(._.)
が、当院看護スタッフ4名合格することができました!!
国家資格になることで、採血、投薬、マイクロチップ挿入、カテーテルによる採尿など一部の獣医療行為が獣医師の指示の下でできる事になりますが、
今のところ、当院では業務内容が大きく変わることはないと思います。
愛玩動物看護師として、より一層責任を持ち、飼い主さんと動物達が、健やかに幸せな日々を送るためのお手伝いができるよう
精一杯頑張って参ります!!
困っている事や、不安な事、わからない事などお気軽にご相談ください(*^-^*)
来院はおやつ持参で♪
以前『診察の時、おやつをもってきていいですか?』というブログを書かせていただきました。
最近、おやつを持参され、待合室や診察室でおやつをもらっている姿をお見かけすることが増えました(*^-^*)
診察室では食べられない子も待合室で飼い主さんと一緒なら食べられるという子もたくさんいるようです。病院に慣れることは病気の早期発見にもつながります。
病院に行くことに飼い主さんも動物さんたちも慣れていると、「あれ…!?」と思ったとき気軽に病院に行くことができるかと思います。
病院に行くこと自体がストレスになっていると、病院に行くのも気が進まず、様子を見ている間に病気が進行してしまう…ということもあります。
将来、病気で通院が必要となった時、例えば、高齢動物に多い犬の心臓病、猫の腎臓病で血圧測定などをする機会も増えてきます。普段から病院に慣らせてあげてください。
病院に慣れてもらう為には、診察時におやつを持参いただくのはもちろんですが、
病院に用事がなくても、お散歩やドライブついでに寄っていただき、おやつを食べたり、おもちゃであそんで帰るなんて事も効果的だと思います(^^)/
診察室でおやつを食べている様子をご紹介します。
ポテちゃん
診察の後は先生からフードをもらうのがルーティンになっています(^^)
検査結果など飼い主さんと先生がお話し中はフードを入れられるおもちゃで遊びながら過ごしたりします(^^)
こまちちゃん
『診察台=おやつ食べる所』と思ってくれているのか、いつもルンルンで入ってきてくれます(^^)
アクアくん
処置3点セットに来られました。少し緊張気味のご様子ですが、おやつを食べながらがんばってくれました(^^)
こうして、病院は嫌な事をされるだけじゃなく、イイ事もあるんだよと覚えてくれて、病院嫌いな子が減るといいなと思っています(*^-^*)
僕たちの平熱わかりますか??
突然ですが、みなさん、ご自身の平熱は何度ですか?
では、愛犬、愛猫の平熱は何度ですか??
愛犬、愛猫の平熱、ご存じではない方が多いのではないでしょうか。
ご自身やお子さんに体調不良を感じたとき、熱を測りますよね?
そして、「熱ないから大丈夫かな~様子見るか~」とか「熱あるから今日は休もうか…病院行こうか…」となりますよね(^^)
犬猫も同じです。
『あれ?』と思われたら熱を測ってみてください。
その時の為に、愛犬愛猫の平熱を知っておくことはとても大切です。
犬、猫の平熱は38.0~38.5℃(直腸温)といわれていますが、人によって平熱が違うように、犬、猫もそれぞれ平熱は異なります。
犬、猫の体温は基本的には肛門から体温計を入れて測ります。
おうちでもおしりで測っていただいてもよいのですが、犬、猫達が嫌がることも多く難しいのではないかと思います。
なので、
おうちでは、人と同じように脇や内股などに体温計を挟んで測ってみてください。(正確な体温ではないかもしれませんが、目安になります。)
この場合は直腸温より低くなるので、37.0~37.5℃くらいが一般的な体温となります。
運動後や興奮した後は体表の温度が上がってしまっているので、落ち着いている時、リラックスしている時に測ってみてください。
同じ条件で何度か測定し、愛犬愛猫の平熱を把握してみてください。
元気な時の体温測定は健康状態の確認に役立つのではないかと思います(*^-^*)
ちなみに…私、看護師ミヤケの家では、
新型コロナウイルスが蔓延しだしてから毎朝の検温が日課になりましたので、その時に時々愛犬の体温も測っています。
うちの子の平熱は内股で37.2℃前後です。
『診察の時、おやつ持ってきていいんですか?』
「病院におやつ持ってきていいですか?」
「診察室でおやつあげてもいいですか?」
時々、患者さんから質問されます。
お答えは…
『もちろんです!!』
持ってきてくださいとお願いしたいくらいです(^^)
当院でも診察室におやつを用意し、食べてもいい子には診察中にあげています。
健康診断やワクチン、その他の診察時でも!
是非、お気に入りの食べ慣れているおやつをお持ちいただき、待合室や、診察室でおやつをあげてください。
病院や慣れない所に来て、緊張している時に、おやつを食べられると少しリラックスできると言われています。
『病院=おやつ食べるところ』と印象付けてあげると、待ち時間も診察もストレス少なく過ごすことができると思います。
もう既に病院が怖くて、緊張や興奮から診察室や待合室でおやつが食べられない子は、病院の外や車の中など病院から少し離れたところで。車の中も無理なら車に乗る前や玄関でおやつを食べることからスタートしてみてください(^^)
外でおやつを食べる習慣がない子はお散歩におやつを持参していただき、まずは家の外で食べる事から慣らしてあげてもいいかもしれませんね。
定期検診や予防で来院されるときもですが、特に病気になった時、病院に行くこと自体が大きなストレスになっていると、検査や治療が大きな苦痛を伴うことになってしまいます。ストレスは免疫力を低下させ、病気の回復にもよくないと言われています。また、恐怖から暴れたり、攻撃的になってしまうと、必要な検査や治療が充分に行えない場合もあります。
『病院は注射や嫌なことをされる怖い場所(:_;)』ではなく、『嫌なこともされるけど…おやつをもらえる場所(*^-^*)!!』と思ってくれるように。
将来、病気で通院が必要となった時、少しでもストレスが少なく穏やかに過ごせるように、若い元気なうちから病院に慣らせてあげてください。
写真はいつもトリミングに来てくれているクロちゃんです。
体重測定の時には診察台の上でおやつを食べています。台に上がるとおやつちょうだいのまなざし(^^)
診察台上ではガクガクブルブルしてしまう子が多い中、クロちゃんは落ち着いた様子!!
こんな子が増えるといいなぁと思っています(*^-^*)
もちろんわんちゃんだけでなく、ねこちゃんも!!
写真はアメリカンショートヘアのきなこちゃん。
お母さんがもってきてくれたちゅ~るを食べています(*^-^*)
来院時には、是非お気に入りのおやつを持ってきてあげてください!!